https://news.nifty.com/article/domestic/society/12159-0829m040114/
「いいかげんな図なら無い方がまし」。東京電力福島第1原発事故に伴う住宅除染を巡り、
福島市が作製した汚染土埋設場所の見取り図が誤っていたため汚染土の上に自宅を新築してしまった
会社員は怒りをあらわにした。市は今も責任を認めず、汚染土除去のめどは立っていない。【日野行介】
福島市の会社員、大槻真さん(37)夫妻は2013年11月、JR福島駅から北2キロほどの約300平方メートルの
更地を買った。敷地内に汚染土が埋まっているのは織り込み済みだったが、原発事故の避難者による住宅購入の影響で
不動産価格が上昇する中、比較的安いのが魅力だったという。
前の土地所有者から市の文書「モニタリング票」を渡され、そこには除染前後の放射線量の測定値とともに
埋設場所の見取り図が添付されていた。その埋設場所を外し、自宅を新築。土地より建設費用がかさんで30年の住宅ローンを組んだが、
ようやく手に入れたマイホームだった。
暗転したのは昨年10月。汚染土回収のため市の委託業者が敷地内を掘り返すと、汚染土を詰めたフレコンバッグが
北東部の玄関ポーチや風呂場の下に入り込んでいた。
見取り図の埋設場所とずれており、市に抗議すると「モニタリング票は除染による線量低減を伝えるもので、
見取り図は目安に過ぎない」と取り合おうとしなかった。妻は一時、心労で体調を崩したという。
夫妻は納得できず、除染業者が撮影した作業写真などを個人情報開示請求で入手できないか考えた。
市は「除染は前の所有者の時で(夫妻は)当事者ではなく請求権がない」と拒否。それでも人づてに野党の国会議員に
頼んで今春の国会で取り上げられると、市は一転して請求を認めた。
夫妻は5月10日、写真などの開示を受けた。これで全資料かと問われた市の担当者は少し言いよどんだ後、
「(別途、汚染土の)保管届け出書がある」と明かした。
驚いた夫妻は再び情報開示を請求。2週間後に開示された書類の中に、別の見取り図があった。
そこには、最初の図にはなかった埋設場所の寸法が記されていた。二つの図を重ねると、寸法の入った
図の埋設場所は寸法のない図より敷地の中央寄り(建物寄り)にずれていた。
2枚の見取り図について市は「それぞれ環境省の除染ガイドラインと放射性物質汚染対処特別措置法に基づくもので根拠が異なる」と
説明。最初の図の誤りは認めたが責任は認めず、「建設業者が連絡してくれれば」と責任転嫁のような発言をしているという。
また「早く運び出したい」としながら具体策は示していない。
夫妻は「責任を認めて謝るどころか敷地内の状況を調べようともせず、情報開示にも後ろ向きで、極めて不誠実だ」と憤っている。
短期保管前提、図面の規定なく
汚染土の現場保管を巡り福島市が寸法のない見取り図を住民に渡していたのは、環境省の除染ガイドラインが短期保管を前提に
図面の作製を規定していないことも大きな要因の一つとみられる。
除染により福島県内で生じる汚染土は最大2200万立方メートルと推計され、国は双葉、大熊両町に整備している
中間貯蔵施設に運び込む予定だ。現場保管や仮置き場での保管は3年程度としていたが、中間貯蔵施設は地権者の反発などで
整備が遅れ、現場保管などは長期化している。このため除染済みの土地への住宅建設に向け、
建設業者などから埋設場所の問い合わせや詳細な図面の請求が増加しているという。
だが、環境省のガイドラインは除染前後の線量測定を自治体に求めるだけで、作図を含めて土地所有者への通知規定がなく、
自治体の対応はばらばらだ。福島市は毎日新聞の取材後、ようやく寸法入りの図への切り替えを検討し始めた。
一方、福島県内のある自治体は、保管の長期化を予測し、埋設場所を明確に示した方がいいと考え、
当初から寸法入りの図を住民に渡していたという。自治体がどれだけ住民目線で対応を考えているかも問われている。【日野行介】
俺もそれが不思議だなw
たぶん福島土着の公務員関係じゃないの
30年ローンだって。メルトスルーした核がどこにあるかもわからないのにさwww
人間がどこに家を建てようと自由だと思うが?あなた方のような心ない意見が、復興を少なからず邪魔している。どんな親が教育したんだか…
福島市って時点で
何を信用して住み続けてるのか不思議
実際これしかないな
えらいゴミ掴みましたな^^
体に害がない程度ならいいじゃんもう。別に。
米の検査も怪しいのなw
外食やコンビニ弁当だと福島産を知らずに食わされているけどなw
ルールや法律をたてにめんどくさいのには関わらない
それがいまの公務員
他の地域からしたらその辺のどこに建てても変わらんと思う
天皇陛下にもぜひ福島で静養していただきたい
だいたいまだメルトダウン終息してないんだよ?
まぁ、でも何で好き好んで福島に住みたいのか・・・・
多分、、、、、
・敷地内に汚染土が埋まっているのは織り込み済み
・比較的安いのが魅力だった
完敗じゃんw
基礎も打たずポン置きで建てたのが凄い
こういう物の大きなのが霞が関www
不等な要求だな
ウソの条件でダマされて売買したと言うのなら売主を攻めろよ
もとから何種類も資料があって、精度良く調べる事出来たんだよね
確定できなければ試験堀りすることも可能だったんだろ
第一、浅い位置に袋が埋まってるのなら、基礎工事中に見えてたけど
施工業者が黙ってた可能性はある。
2階建ての木造住宅で基礎杭でも打つとおもっているのかw
それより水道工事とかが気がついていただろうけど
まあ工事するものにとっては知ったことではないだろうなw
>>86
土壌汚染があるかないかは、売る方の責任だろ。
まずは、売ったとこに文句言うのが順当。
ttp://www.georhizome.co.jp/sell.html
土壌汚染調査を行わずに土地を売ると・・・
土地売買契約が完了した後に、調査が行われその結果、汚染が見つかった場合
・土地売買契約の取り消しを求められた
・土壌汚染調査費用、汚染を除去するための浄化費用を請求された
・損害賠償請求、裁判になった
・土地を売却した資金で次の事業プランをたてていたが、計画が破たんとなった
という事態に発展することもあります。
ところで 今の放射線量等々 異常な数値出てるのか
そこら 明確な事が記事になっていないな
まず 調査だろ
実際に掘るまではサッパリ分からん
調査費は自腹 貴重なモノ出てきたら保存のため建築中止
同じ効果を得られると、発想を転換するしかないな。
一生背負い込まなければならない羽目になる。車なら20年ももつ
訳では無いし、金額もひと桁違うから何とかなるが住宅は大変だ。
更に長期ローンでも組めば奴隷状態である。
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