Amazonは商品を注文してから1時間で配達するサービス「Prime Now」を世界40都市で提供しています。
フランス版AmazonのAmazon.frでは、2016年6月16日からパリ市内でPrime Nowを開始しているのですが、
Prime Nowの爆速配達サービスが地元の小売店の営業妨害になるとして、パリ市長がPrime Nowに対抗する動きを見せています。
Réaction de la Ville de Paris au nouveau service de livraison proposé par Amazon
(PDFファイル)http://presse.paris.fr/wp-content/uploads/2016/06/R%C3%A9action-de-la-Ville-de-Paris-au-nouveau-service-de-livraison-propos%C3%A9-par-Amazon.pdf
Amazon’s express delivery service rattles Paris authorities | Cities | The Guardian
https://www.theguardian.com/cities/2016/jun/20/amazon-prime-now-express-delivery-service-france-paris
http://i.gzn.jp/img/2016/06/22/amazon-prime-now-france/01_m.png
Paris isn’t happy about Amazon’s one-hour delivery service | The Verge
http://www.theverge.com/2016/6/20/11975404/amazon-prime-now-paris-mayor-delivery
http://i.gzn.jp/img/2016/06/22/amazon-prime-now-france/02_m.png
Amazon.frでは、年会費49ユーロ(約5800円)を支払ってAmazon Prime会員になると、パリ市内で
Prime Nowのサービスを利用できます。フランスのPrime Nowでは、食料品を含む1万8000点の対象商品の中から
20ユーロ(約2400円)以上分の商品を注文すれば、2時間以内に商品を受け取ることが可能。また、
追加で5.90ユーロ(約700円)を払うと、1時間以内の配達サービスが受けられます。Prime Nowの商品は、
パリ18区にある広さ4000平方メートルの倉庫から出荷され、倉庫では70人のスタッフが勤務しているとのこと。
Amazonで商品を注文してすぐに商品を受け取ることができるPrime Nowは、非常に便利なサービスですが、
パリ市長のアンヌ・イダルゴ氏は「Prime Nowのせいでパリ市内の小売店が閉店に追い込まれる可能性が高く、
Prime Nowに対して強固な姿勢を取る」と宣言しています。イダルゴ市長は、地元の小売店や熟練の職人を
不平等な競争から守るために、Prime Nowのような配達サービスを法律で定義づけるべきだと主張し、
「Amazonが地元の小売店の営業妨害となる可能性を調査するように、国会へ要求を出した」と語っています。
また、Amazonがパリ市内でのPrime Nowサービス開始についてパリ市に告知したのが、
サービス開始のわずか数日前だったことについてもイダルゴ市長は批判しています。イダルゴ市長は、
「Prime Nowはパリ市内の商業的な均衡をひどく混乱させる危険性がある。Prime Nowのサービス開始について、
Amazonがパリ市に通知したのは直前のことで、アメリカの巨大企業のやり方はパリには適していない」と語っています。
パリ市庁舎では、Prime Nowの配達用自動車などが交通渋滞や大気汚染といった弊害を引き起こす恐れもあるとして警戒しています。
パリの副市長を務めるOlivia Polski氏は、「Amazonの新しい配達サービスがパリで開始することは、
一見するととてもいいニュースのように思われますが、地元の小売店に課せられてきた商売上の制約や税金が、Amazonには課せられていないことが問題です」と語ります。また、
「Amazonの巨大倉庫は近隣住民にとって迷惑となり、道路の渋滞などの問題が起こりうる」としています。
なお、2013年にはフランス国内の書店を守るため、Amazonの書籍割引と無料配達を禁止する法案が可決されています。
この法案を受けて、Amazonは書籍の送料を0.01ユーロ(約1円)に設定して対抗する姿勢を見せていました。

ゴミみてーな年代物の置物並べて内輪で話咲かしてるだけのゴミ売りなんぞ消えてなくなれ
倉庫は ほとんどロボットだけだよ
人は記憶型と思考型に大別できる
パリ市
人口:225万人
面積:105km²
縦横の長さがそれぞれ10km、直径でも10数km、1時間配達は十分可能だな
>>1
常識人なら、自ずとこの考え方になるわな。
回らないと意味ない
>また、Amazonがパリ市内でのPrime Nowサービス開始についてパリ市に告知したのが、
>サービス開始のわずか数日前だったことについてもイダルゴ市長は批判しています。
仕返しに予告無しに法律を可決して、中身もろとも国内の全倉庫を接収すればよい。もちろん労働者は逮捕。罪状は新しい法律に記載。中身も倉庫自体も全てオークションにかけてフランスの財源とする。
もちろんアメリカとの戦争になるが、宣戦布告も攻撃開始30秒前でok
アマゾンの望む結果になりメデタシメデタシ
日本みたいな高齢化社会だとなくてはならないサービスだけどな。
スーパーの宅配とかマジ便利だわ。
>地元の小売店に課せられてきた商売上の制約や税金が、
>Amazonには課せられていないことが問題
要はこれでしょ。民泊が宿泊台帳や衛生管理の適用外だったのと一緒。
国が素早く法の対象を広げられればいいんだが、
新モデルは制約を受ける前に一気にビジネスを広げようとするからな。
やめた方がいいよ。
文具のタノメールで、実証済みじゃん。
文房具屋は壊滅した。
Prime Nowを禁止しよう
そういう店だけ生き残ると思うよ。
んなもんで税金支払わなくて良いアマゾンに
相手に商売が成り立つわけない
便利だから週1くらいで使ってる
アマゾンの手口はまず地元企業を駆逐してからサービスの質を低下させる
最初は送料無料だが、ライバルが消えた時点で有料にする
今回も最初は1時間で届くがそのうち次の日になるだろう
まそれでも十分便利なんだがなww
VATを例えば50%の税率で企業側に課せれば解決では?
売れれば売れるほど損する仕組みを作り上げれば勝手に撤退する。
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