[東京 19日 ロイター] – 佐々木典士(ふみお)さんが東京で住むワンルームのアパートは、あまりに殺風景なので、友人たちからは取調室のようだと言われている。シャツ3枚、ズボン4着、靴下4足、そして、わずかな他のアイテムが、佐々木さんの所有物だ。
禅宗の余分なものがそぎ落とされた美学に影響を受けた「ミニマリスト」たちは、持ち物をとことん切り詰め、消費社会に背を向けている。
かつては本やCDやDVDを熱心に収集していた佐々木さんだが、2年前、流行を追いかけることにうんざりするようになったという。
6月19日、編集者の佐々木典士さんは、日本で増えている「少ないほど豊か(Less is more)」というライフスタイルを選択した1人だ。写真は佐々木さん宅の洗面所の棚。都内で2月撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter)
「どこかで満足することがない。足りないものばかりに目が行っていた」
佐々木さんはその翌年、持ち物を売ったり、友人にあげたりした。
「物がなければ掃除も簡単だし、買い物する時間も少ないので、時間が圧倒的に増えた。その分、休みの日に友人と家で過ごしたり、旅したりと、行動力が上がったかなと感じている」と佐々木さんは話す。
また、米国でも一世を風靡(ふうび)した片づけコンサルタント、近藤麻理恵氏の整理術にもあるように、本当に好きなものだけを所有するという人たちもいる。
「人と比べて物が多かったわけではないが、自分の好きな物だけかと言われるとそうではなかった。それに違和感を持ち始めたのがきっかけ」だと語るのは、オンライン出版の編集者である豊田勝也さんだ。豊田さんの持ち物は、22平方メートルのアパートにテーブル1つと布団1組だけだ。「自分の好きなことを浮かび上がらせたいと思って、このミニマリズムを始めた」と豊田さんは語る。日本のミニマリストに刺激を与えたのは、アップルの共同創業者、故スティーブ・ジョブス氏など米国の支持者たちだ。
その定義はさまざまだ。ゴールは、単なる片づけにとどまらず、所有の意味を再評価し、他の何かを得ることだ。佐々木さんの場合は旅する時間が得られた。
こうしたミニマリストたちが何人いるかは不明だが、佐々木さんたちは本格的なミニマリストは数千人いると考えている。興味のある人はさらに数千人いるのではないかとみている。
ミニマリズムは実際には外国から来たのではなく、禅宗の世界観から自然に派生したと主張する人もいる。
「西洋では物を置いてコンプリートさせるが、(茶道や禅では)わざと不完全にして自分のイマジネーションで補うことで完全になるという考え方」だと、フリーライターの沼畑直樹氏(41)は説明する。
2万人近くが犠牲となった2011年の東日本大震災後、多くの人が持ち物を見直していると、佐々木さんは言う。
「地震によるけがの3割から5割は物が原因のようだ。だが、この部屋なら、その心配は必要ない」
個人消費が国内総生産(GDP)の約6割を占める消費大国・日本で、いま生活に必要最低限のものしか持たない「ミニマリスト」と呼ばれる人たちが増えている。
ミニマリストはトヨタのカイゼンやかんばん方式みたいに
自分の部屋になくても必要ならばいつでも物を手に入れるだけの財力と
店にはモノが溢れていることで成り立っている気がする
これは先進国だけで成り立つ感じ
大自然に生きる原住民とは似て非なるもの
金持ちというか、少なくとも貧乏な層ではないね
っていうか、基本ミニマリストまで行かなくても全然いいが、
不要なものを溜め込んでいる人間ってのは仕事でもそうだが
優先順位が付けられず、決断力のない人間
つまり仕事ができないし、能力が高くないのでカネ稼げない人種なわけ
>>203
ならば、最初から不要なものを買い込まないのが一番財布にエコじゃん?
ムダなカネ使って、そしてムダに部屋に溜め込む
ただのアホじゃん
家の中に物を置かないだけで、すべての必要なものが家の外にある。
それが必要な時に、いつでも手に入る。なんとも、すさまじい贅沢。
どう見ても貧乏くさい
便利な所に住むと、その価値がわかるよね
貧乏人にはできん生活だなw
両極端な気がするね。
本当の意味でのミニマリストはおそらくその説明のとおりで、
余りに裕福なせいで全てを私有する必要が無くなった人たちのこと。>スティーブジョブズなど。
被災したらどうすんだろ
高価なものや土地などの不動産、車なんかは決して買えないからどうでもいいものを買って心を満たす。
先進国では貧困層ほど肥満が多いのと似た
貧困層ほど物が溢れているが片付いていない部屋に住んでいるのと同じ感じ
ミニマリストになった人って家族が片付けられない物を捨てられない人か
物が多くて掃除や片づけに嫌気が差した幼少期を過ごしてそうな
少ないとか多いでなく
縛られず自由であることだよ
家の洗濯機で洗いたくない物や
ペット用品、お漏らししたような物を
洗いに来るような不心得者もいるからねぇ
よほどの事情が無い限り、使わない方がいいよね
>>1
>休みの日に友人と家で過ごしたり
友人退屈しただろうな
話題もミニマムだろうし
美しい物に出会った時、どうして僕がそれを美しいと思ったのか?どうしてそれを欲しいと思ったのか?まずはそこのところを、静かに落ち着いて考えたら、広告の洗脳にひっかかりにくくなるのかなあ?広告って怖いよ。うまーく騙される。甘く魅力的な詐欺師。
半ば知ってて騙されるもんでしょ。
高級品に囲まれる快楽もある。
安い物=みっともない、恥ずかしい
本気でこういう考え方をするように、うちの家族は洗脳が完成してしまっている気がする。精神を病んでいる?自分自身に自信がないような感じ。
馬鹿に無駄金使わせないと経済回らんのや
無駄金使うにしてももっと内需?を大事に考えて、日本の物を買うとか、美味しい和牛を食べるとか…
外国のブランドに憧れるなんて占領されてる植民地みたいでなんか悔しいなあ
ワタミやトヨタやサイゼリヤのダンピングで日本だとその意識は無いが
本来それは正しい
車で言うMINIとジャガーの関係
シティカーとグランツーリスモ(複数国の別荘移動用)の値段差だな
GTカーをシティーカーの値段では買えてはいけないという奴
だから本来牛丼屋の接客にギャーギャー言うのはガラパゴス
素晴らしい接客は「レストラン」の付加価値なわけで
チップを渡さないのに質を求めるのは
世界基準だとダンピングなんだ・・・
ミニマリズムという言葉自体外国から来たものじゃん
日本人が極端にマイホーム指向なのも、貧しくて住むところすら貸して貰えないから。
外国では住むところくらい簡単に貸して貰えるのでわざわざ買って私有する必要がない。
ミニマリストというのはあまりにも金持ちで、
必要なときに必要なものを借りれば済む状況を得た結果として
私有物を持つ必要が無くなった人たちを指すんだよ。
>>1のようにただ持ち物が少ない人のことをミニマリストと呼ぶのは滑稽。
モノが少ない利点は何かといえば引っ越しが簡単であること
田舎に定住すると決めてかかってる人は失業したら
寂れた田舎で再就職に苦労することになるけど
ミニマリストなら鞄一つで職のある都会にさっさと引っ越し可能
確かに流れ者には流れ者の考え方があるよね
>>224
それは誤解だと思うよ。
それは単に「失うものが何も無い」だけだろ?貧乏人なんて皆そうだけど、
貧乏人のことをわざわざミニマリストなどという小洒落た言葉で表現するだろうか?
わざわざ所有、私有などしなくても必要なものは必要なときに、
その欲望のままにいつでも拝借して飽きたらポイできるのがミニマリスト。
そりゃ誰だってそこまで贅沢できるものならそうしたい。
あれこそまさに真のミニマリストと呼ぶに相応しい
職場に住めば通勤時間0だし金もかからない
万が一Googleをクビになっても即別の土地に移住できる
こんな合理的な生き方はない
これってリサイクル業界のステマなの?
一般人はこんなカルトに嵌らない方がいいよ
Tシャツだけでもかっこいいし、怪しまれることもない
結局容姿さえ良ければ金なんていらない
というか容姿が良ければ金は簡単に稼げる
容姿が全て
若いときに貧乏拗らせた奴は、二度とひもじい思いをしたくないっていう意識が強いから、必要以上にモノにこだわりを持つ
精神が卑しいんだよ
そんなコジキみたいな奴に、モノに縛られることから解放される感覚とか、全く理解できないだろうな
日本人に精神性などない
物を持ちたくとも持てないんだよね
江戸時代の長屋住まいも平均すると人生で2回は火事で家を追い出されるから
極限まで家具はもたなかったんだってさ。
蔵があったら蔵に家具の多くをぶち込み生活スペースはすっきりするとかしてたわけで
要するに政府が俺等に対して広い住居スペースを提供する政策をすれば
こんなの解決しちゃうんだよ
>>240
>江戸時代だと母屋に住んで離れを物置小屋にするとか
それは一部の人しか無理でしょう
江戸時代の江戸だと庶民は7割が4畳半の裏長屋に4人で住んでた
長屋は江戸の象徴だった
質屋の土蔵がクローゼット代わりになってて、庶民は鍋釜ふとん商売道具だけ
を背負って、火事のときには逃げていたそうなww
むしろ近世の合理主義に回帰してるんだと思うww
安物買いの銭失いをするよりは、高い本革家具を買っちゃった方がよほどいい
捨てるのにもカネがかかる時代だしね
一回りしたんじゃないの?
他人からの目線で生きるのでなくて、自分の価値観だけで生きる
これができるだけで過剰に自らを飾る必要がなくなり、多くのものが不要となる
自分の価値観で生きるからこそ
多くのものが必要になることもあるよ
そして一度買ったものを捨てる必要が無いことに気付くんだ
また買うなんてもったいない
ものを買わないほうが豊かに生きられるという合理性から来てる
都会で豊かに生きるための知恵なんだよ
ごちゃごちゃの家は楽しい
他人が引っ越すときにもらった家電製品いろいろ
まだ使えるのに捨てられていた家具いろいろ
100円ショップで衝動買いしたいろいろ
他人が捨てたので仕方なく拾ってあげた女
その女が産んだと思われる3人の人間
最近この手の記事が多くなった
カネが無くて車が買えないのに
→「若者の車離れは、他にやりたいことが増えたことが原因」
カネが無くて食費にしか使えないからエンゲル係数上がったのに
→「エンゲル係数上昇は、少し高くても外食するという新たな食文化の誕生が原因」
んで今度は
カネが無くてモノが揃えられないだけなのに、「ミニマム生活ガー」「少ないほど豊か」w
前向きな考え方の変化で良いじゃないか
給料足りないからもっと金よこせ-って戦うだけ労力の無駄でしょ
でも編集者だろ?そんな人ばかりじゃ益々本も売れんけど良いのか
みんなネットと立ち読み?広告主が逃げ、雑誌も廃刊、編集者は失業
嫌でもミニマリストって流れ?(笑)
マスゴミが「上見て暮らすな下見て暮らせ」式の洗脳するために垂れ流す記事のことじゃないと思うがねw
真実を語らない、目を他にそむける式の情報の洪水をやった歴史上の人がいましてね
知ってると思うが・・・
パウル・ヨーゼフ・ゲッベルス(国家社会主義ドイツ労働者党第3代宣伝全国指導者、初代国民啓蒙・宣伝大臣。「プロパガンダの天才」)
彼の名言
「プロパガンダに優れた政府は大衆の支持を失わない。真実は国家の敵であり、真実から目をそむけさせるために情報を操作するのは極めて有効だ」
必要なものを必要な時に買って、
必要なくなれば手放せばいい。
持ち物は財布だけでいい。
気がつけばどれもこれも似合わなくなって
自然と減ってゆくものだけれどね
俺もミニマリストだな
大地震で何か持って逃げようとする時は大切なものだけ持って逃げればいい
ものがごちゃ混ぜになってると大切なものを持ちだせなくて失う事になる
だから普段から大切なものが埋もれないように不要なもをどんどん捨てる
なんか「僕って進んでるでしょ」って感じが恥ずかしい
新宗教ブームの亜種なんだろうな。ただし、ゆとりは自分大好きだから自分自身が教祖様。それだけの話
俺はそうは思わないね
都会に住んで合理的に生きようと考えればものを持たなくなる
田舎の人にはわからないだろうがね
いま新しい波が来てますって、やっちゃうとこがね
ああ、知らないんだ、そりゃ仕方ないよね、経験してないんだもんって見られちゃう
新参者ですが参加させてもらいますって態度なら、ああこいつ分かってるって感じになるが
再び外へ紹介されるという2,3周回ってそうだねw
アルバムとか思い出の品まで捨てる奴はどうかしてる
アルバムこそデータ化し元は捨てるべきものだろう
バックアップも複数のクラウドに保存すれば消えることはない
押入れに入れておいてもホコリをかぶるだけだよ
日本は黄昏の時代に入る、ハイテク化、多民族化した60年代って
感じになるんじゃないのかな?
春は家族と満開の河原で卵焼き弁当をほお張る、花吹雪が美しい
同僚に気をつかって大嫌いな酒を満面の笑顔で吐くまで飲む花見が
社会的に当然の義務だった時代があったらしい。
夏は海水浴にお出かけ、フナムシやカニの観察会、イソギンチャクやケヤリムシで花見するのも夏の風物詩
強い日差しと抜けるように青い空の下、岩に座ってセミの声を聞くのも悪くない
太陽熱温水器やソーラーパネル以外の屋根は真っ白で、道ゆく人々の殆どは半ズボン・サンダル
真っ黒な屋根の家で冷房をガンガン効かせ、ネクタイ、スーツ、革靴が当然な時代があったらしい。
秋はヒガンバナ・バラ・ホテイアオイ・コスモス・菊・紅葉と見るモノが多すぎて大忙し
マイカーって概念が殆ど消滅状態なので公共交通を全面活用、バスや電車はびっくりする程に充実
家やクルマの為にローンを組んで支払いに生涯を捧げ、お出かけもせずに暮らすのが社会常識だった時代もあるらしい
冬は室内で厚着すればどうって事ない、クリスマスは商店街のツリーを楽しみ、
バレンタインは手づくりの菓子でお祝いだ (LEDのおかげで電気代も激安だ)
真冬に暖房をガンガンきかせて薄着でも大汗かいて、全館徹底暖房が常識だった時代があるそうだ
少子化も煩雑な国際結婚の手続きが国内結婚と同レベルに簡素化(徹底した規制緩和)され(移民嫁査証等)
留学生さんへの日本国籍付与も法制化されて完全解決だ(生命操作での国民強化が不可能だからそれしかない)
単一民族国家?そんな言葉は歴史の教科書の中にしか存在しません
そんな社会になるんだろう
(地獄と感じるか天国と感じるかはヒトによって違うだろう)
>シャツ3枚、ズボン4着、靴下4足、そして、わずかな他のアイテム
周りに何でもある都会に住んでるから、可能な話
何もない山の中か無人島で生活できるなら、すごいなあとは思うけど
こういう考えを突き詰めると、人間の存在を否定しなければならなくなる。
なぜなら、人間そのものが無駄の最たるものだからだ。
あるいは、「合成の誤謬」とも言えるな。
取るに足りない数の人間がするには良い行動のように感じられるが、大勢の人間が
こういった行動をとるようになると、人間社会が崩壊するだろう。
俺は本とか現物がほしいタイプだから合わんやろうなー
ドンドン電子化していく人には合ってるのかな? タブレットとスマホッホホホあれば事足りるだろうし
電通。
物が溢れた生活にあらたに買わせるには置く場所がない。
一旦全部捨てさせて、もう一度買わせる。
机と布団だけでは生活できないので、必ず又買う。
消費者は電通の思惑と違って、ミニマリストじゃなく、無消費者だ。
消費しないんだよ。
業界人の悪意だよねw
必要な物が必要なだけ手元にある便利な生活
必要な物が有るから、買う必要がない
物が売れない、不景気
今持ってるものを捨てさせるほどの革新的な商品も出て来ない
ものを大事にとかさっきも書いたけどアルバムは思い出だからとっとくとか
そんな何年も触らないものをお金をかけてとっておくことはない
データ化できるものはデータ化 そういう合理主義死者が増えただけのこと
要るか要らないかはキャッシュを産み出せてるかどうか。
>>104
同じいらないものでも、捨てられるだけずっとマシ
あなたは
棚を占領してホコリを集め続ける置き物
送り主の前でたまに着けなければいけない服
の方を好むのか?
最近本棚を買って整理したら、珠玉の本だけが残っていた
いつでもそれを取り出せる生活は楽しい
こういう楽しみはなかなか放棄できないな
物が売れないから、全部捨てさせてしまえの考えが独善的で、短絡的
早い話が、馬鹿過ぎるんだよ。
必要なものが手元にないのは、不便過ぎるんだよ
朝起きて顔を洗って歯をみがくのに、コンビニへ行くのは面倒すぎるんだよ。
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