ルネサスエレクトロニクスの４～６月期、営業益69％減　熊本地震関連で特損80億円計上

ルネサスの4～6月期、営業益69%減　熊本地震関連で特損80億円計上 - 日本経済新聞

ルネサスエレクトロニクスは7日、2016年4～6月期の連結営業利益が前年同期比69%減の100億円になる見通しだと発表した。同社は熊本地震の影響を見極める必要があるとして、今期の業績予想の開示を見送っていた。生産ラインが停止したことによる損...

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ルネサスエレクトロニクスは７日、2016年４～６月期の連結営業利益が前年同期比69％減の100億円になる
見通しだと発表した。同社は熊本地震の影響を見極める必要があるとして、今期の業績予想の開示を見送っていた。
生産ラインが停止したことによる損失80億円が利益の押し下げ要因となる。また、地震の影響で被害を受けた設備の
修繕費などで80億円の特別損失を計上するため、純利益は97％減の10億円にとどまる見通しだ。同社によると、熊本地震に関連した損失計上は４～６月期で一巡するという。

売上高は19％減の1450億円を見込む。業績予想の前提とした想定為替レートは１ドル＝110円、１ユーロ＝124円。
ルネサスは今月28日に開催する定時株主総会での承認を経て、今年度から決算期を12月期に変更する。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕