静岡県内の過去4000年間の地層・地質記録に、南海トラフ巨大地震の最大クラス(レベル2)の津波痕跡は見つからなかったとする研究結果を、静岡大防災総合センターの北村晃寿教授(古環境学)が2日、焼津市内で報告した。
北村教授によると、「六間川―大谷津波」の津波堆積物は、浜松市の浜名湖東岸の六間川低地から静岡平野、清水平野まで分布している可能性があるという。
ただ、東日本大震災ではさらに広範囲に津波堆積物が分布していることなどから、「県内では過去4000年間にレベル2の津波が発生したことはほぼありえない」と結論づけた。
引用元:YOMIURI ONLINE 東日本級の津波、過去4千年は痕跡なし…静岡県
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