2015年12月、野村総研がイギリスのオックスフォード大学との共同研究の結果、「2030年以降の未来において日本の労働人口の49%の仕事が人工知能やロボットに置き換わる」という研究結果を発表した。
人工知能が囲碁の最高峰の棋士を打ち破り、グーグルの自動運転車が人間よりも低い事故率で実験走行を続けている昨今であるから、人間の頭脳をコンピュータが上回るのは時間の問題だと考えられてきたが、日本人の半数が失業する可能性があるというのはそれなりに衝撃的な数字である。
ただ仕事がなくなるだけという意味では人間はまだましである。2040年の未来ではある動物が世界中から姿を消してしまうかもしれない。それがわれわれの友達である「犬」である。
■イギリスから消えたアノ動物
「過去、似たような事例があった」というところから話しをしよう。
産業革命が起り、機械が発達したイギリスでは、機械のおかげで大量の失業が起きた。20世紀初頭の話だが、それでも人間は何とかして代わりの仕事を見つけて、生活の糧を得ることができた。
しかしその頃、イギリス国内だけで325万頭も飼育されていたある動物が、機械のおかげで無用の長物となり、イギリス全土から半世紀かけてほとんど姿を消していくという現象が起きた。
イギリスだけでない。アメリカでも、ヨーロッパ諸国でも、そして日本でも。街中に普通の光景として存在したある動物が消失した。
それが馬である。
馬車などの移動手段として、また農耕の仕事に欠かせなかった馬は、自動車やトラクターが発展し、道路が舗装され整備されていく過程で、コストが合わなくなり、飼育されなくなっていった。
もちろんコストが合わないからといって殺されたわけではない。むしろ生きている間は馬は大切にされたのだが、次の世代に需要がないということで交配されずに、多くの馬たちが生涯独身で寿命を終えていったのだ。
■ペットとして愛された犬や猫が激減する
さて、現代の家庭の中に普通に家族の一員として存在する犬と猫。日本ではいまや、12歳以下の子どもの数の倍の頭数のペットが飼育されている。スーパーでもホームセンターでも、ペット用品の売り場が大きな面積を占めていることからそれは自明だろう。
ところがこれから先の近未来、AIの進化に伴い、家の中に犬よりも高性能のペットが登場するようになるだろう。イメージしやすい言葉で言えば、家の中に、リアルにピカチュウやジバニャンが入り込んでくるようになる。
かわいらしさは犬や猫と同じだが、ピカチュウはあなたの話相手になってくれるだろう。ジバニャンはちょっとへこんだあなたを見て、コンビニでスイーツを買って戻ってきてくれるかもしれない。
いや、ドラえもんがあなたの代わりに「行きたくない仕事をこなして」くれたり、チョッパーが「お金を稼いで」くれるかもしれない。なにしろ本気を出せばAIはあなたよりも賢いのだ。
最初はソニーのAIBOのようにおもちゃのようなロボットだとみんな思うだろう。ところが製品は急速に進化を遂げる。2030年を過ぎるころには、現代ではアニメの物語の中にしか存在しない、言葉をしゃべってくれるかわいいあなたの相棒が、普通に通販で手に入る時代がやってくる。
家の中に愛すべきジバニャンが住み着くようになったとき、それまでのペットはどうなるだろう? もちろんこれまで愛してきたチワワのチャーミーやミニチュアダックスフントのペペたちは寿命が来るまで家族の一員だ。しかし、ペペが死んであなたがペットロスに陥った後、あなたに新しい犬のペットを飼う気持ちが再び起きるだろうか?
これが1920年代から1950年代の先進国で馬の身に起きたのと同じことである。
かつて生活の中で馬の居場所がなくなっていったのと同じ、これからの数十年間でゆっくりと犬の居場所は世界から無くなっていく。
「そんな世界は嫌だし、そんな行動は自分はとらない」
そうあなたは言うだろう。少なくともあなたの家の中にジバニャンがやってくる日までは。
(文/ホラッチョ)
>>6
全然あり得る話だよ
野菜だって作りすぎたら潰して調整するんだよ?
値段上げたいって事さ
野良猫とかたくさんいるのにありえん
野良猫は間違いなく残るが
野良犬はどうだろうな
野良猫はよく見るけど野良犬は実際には一度も見たことがないな
20年前くらいには東京でも蒲田の飲み屋街とかでゴミ漁ってる野良犬はいたが
当然速攻で保健所に連絡されて追いかけまわされてた
猫と違ってうざい以上に危害危険度が高いから目の敵にされて消えたんだろうな
野良にエサをやってるだけで満足してる人もいるからね
エサの必要のないぬいぐるみ擬きに心動かす人は少ないと思うわ
馬も犬猫も家畜だが、馬はは使役動物でペットじゃないし。同列に語れる存在じゃ無いよ
ほんと
話し相手が欲しくて猫飼ってるんじゃない
もふもふしたいのだ
>>1
>馬車などの移動手段として、また農耕の仕事に欠かせなかった馬は、自動車やトラクターが発展し、道路が舗装され整備されていく過程で、コストが合わなくなり、飼育されなくなっていった。
盲導犬や聴導犬とか道具としては不要になってもペットとしては残るだろ。
寿命がないのは魅力的…と書こうとして、イギリスの諺思い出した。
>子供が生まれたら犬を飼いなさい。
>子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
>子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
>子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
>そして子供が青年になった時、
自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。
いい諺だな
俺の人生でも全く同じことがあった
本当にその通りだと思う
全部ひっくるめて生き物なんだよ
それが楽しいの
世話する必要なかったら飽きるよ
そうなんだよね
トイレの世話したり、どんなオヤツなら喜ぶか考えながら買い物したり
躾したり、時にはやらかされて怒ったり、そんなこんな面倒くさい事もひっくるめて
生き物と暮らす楽しさがある
機械にやらかされたら本気で腹立つだろうなw
そうだよね
電子ペットは生き物とは別物
生きているからこその活動に関わることで、人生が豊かになる
いつ爆発するかわからないようなバケモノが犬に変わるかよwwww
問題ない
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