マイナンバーカード騒動もすっかり影を潜め、どれだけ浸透しているかは疑問ながら、その用途拡大に霞が関の役人の鼻息が荒いという。
総務省・住民制度課の担当者がこう話す。
「マイナンバーカードをひとりでも多くの人に持ってもらうためには、国民にとって使い勝手のいいカードにしていかなければなりません。
そこは政府と関係省庁が一丸となって利便性を高めるための取り組みを進めているところです」
用途拡大にはカードに内蔵されているICチップを活用する。所有者本人の個人情報が入っているICチップには“空き容量”があり、
ここに国、自治体、民間企業が独自の機能を加え、関連サービスを拡充していくのだとか。
そこで今、総務省が進めているのが“ワンカード化の促進”だ。簡潔にいうと、財布に入っている様々なカードをマイナンバーカードにひとまとめにしようという試みなのだが、
すでに国家公務員の身分証との一本化が形になっている。
「総務省ではこれまで使っていた身分証からマイナンバーカードへの切り替えが着々と進んでいます。要は、従来の身分証を返納し、
それ1枚で国家公務員の身分証明や庁内への入館ができるということ。ゆくゆくは全省庁で身分証と一本化されます。
合わせて、地方自治体(地方公務員)でも職員証をマイナンバーカードに切り替えていく動きが広がっていくはずです」
同様の一本化は民間にも拡大させていく狙いだ。
「ICチップの空き容量を活用すれば、社員証や学生証をマイナンバーカードに統合することもできます。今はこちらから関係機関に
“営業”をかけている段階で、すでに検討を始めている大学や企業が出てきていますね」
身分証でいえば、すでに免許証や健康保険証との一本化の動きも出始めている。
「健康保険証とマイナンバーカードの統合は2年後(2018年)の実現に向けて厚労省が検討しており、免許証についても内閣官房が警察庁と話を進めている最中です」
極めつきはポイントカードとの一本化。「今夏をメドに技術的な課題を検討し、来春以降の実現を目指す」と高市早苗総務相も躍起になっている。
Tカードや楽天カードなど利用者が多いポイントカードとの統合も視野に「民間事業者さんのご協力次第ではございますが、
今まさに省内で制度設計を進めているところ」(前出・総務省担当者)だそう。
国民の知らないところで粛々と進められているマイナンバーカードの用途拡大。だが、それが本当に実現するかどうかは、
カード自体が国民にどれだけ普及するかにかかっているといえる。
政府が作成した『マイナンバー制度利活用推進ロードマップ』には、国民への交付枚数の目安として
『2016年3月末・1000万枚』→『2019年・8700万枚』と記されているが、現状はどうか?
「7月上旬時点で636万枚です」(総務省住民制度課の担当者)
政府が示した交付枚数の目安を大幅に下回る数字…。番号通知された国民(約1億2千万人)の約5%にとどまるという、予想以上の体たらくぶりだった。
なぜ、これほどまでにマイナンバーカードは普及していないのだろう? ITジャーナリストの佃均氏がこう語る。
「交付枚数が少ないのは、国が運用するマイナンバーの管理システムに不具合が出て交付枚数を制限せざるを得なかったことや『制度への不信感』
『利便性が感じられない』などの理由で国民からの申請そのものが低調になっていることが影響しています」
また、そうした状況は普及率がわずか5%(交付枚数・約700万枚)に止まって大失敗に終わった住基カードにソックリなのだという。
「住基カードは公務員への普及が非常に低調でした。制度を支える当事者でさえそんな状態だったのですから国民に普及しないのも当然でしょう。
その反省から、総務省は『職員は必ずマイナンバーを取得しなさい』と全国の自治体に指示を出したようですが…
先日、全国の自治体職員が200人ほど集まる大きな会合があって私も出席したのですが、壇上から『マイナンバーカードを持っている人は挙手してください』
と聞いてみると、手を挙げた人は1割もいなかった」
多くの自治体職員は申請すらしていなかったという。
「その理由を聞いてみると、システムトラブルが頻発しているから『不具合に拍車をかけてはいけない』と申請を控えている職員と、
国民と同じく制度自体に不信感を持っている職員のふたつに分かれましたね。国に個人情報を管理されることに抵抗感を持っていたり、
マイナンバー情報が漏えいするのを懸念している人も多かったです」
マイナンバーカードを利用する国民と、現場で支える自治体を置いてきぼりにしたまま、用途拡大に突っ走る政府と関係省庁。
「今のままだとマイナンバーは住基カードの二の舞になる可能性が高い」(佃氏)――やはり、しばらく様子見するべきか?
冗談で税金を浪費してんな
さすがにナンバーが記入されてるカードとか馬鹿すぎる
海外ではみんな下四桁とか暗記している
前例をまったく生かせない痴呆公務員に日本は潰される
一本化なんてしたらプライバシーも糞もない
コストが掛からず効果がある税と社会保障だけで進めるべきだ
そんなもん持ち歩きたくなくなる。
自分の情報のっけたやつを他人に渡すやつなんおる?
人柱待ち
コストばかりかかって二度手間で二倍予算
日本と食い潰す公務員
遠くの市役所まで予約までして取りに行かなくてはならず
期限過ぎてしまった
電話しなくてはと思いつつ、思い立つといつも時間外w
だから似たようなことを何度も繰り返す
真に受けるのもバカバカしい
普及率5%はないだろう。
マイナンバー自体は当然使われるけど
マイナンバーカードが使われないって話じゃね?とてもわかりにくいが
まあそうなんだろうけど、
そもそもマイナンバーカードって単体で何に使えるの?
たしか身分証として提示を求めてはいけない、って法律で決まってたよね。
どっかのレンタル店が、マイナンバーカードでも身分確認OKってやって
警告されてたし。
それは俺もわからん
マイナンバーを提示する際にカードがないなら身分証が必要だし
>>35
そんな決まりはないw
身分証明証として使っていいが、マイナンバーはコピー等しちゃだめ
(コピー等でマイナンバーを収集出来るのが法等で決められてる)
んで、すぐ破れそうなマイナンバーを隠すカバーが一緒に渡されるって笑い話になるんだよ
コレしてたらコピーしてもいい(マイナンバーがコピー出来ないから)
たしか、QRコードにカバーするの忘れたんだっけな
理由なんて決まってる
使いみちがないからです
銀行口座開設などで身分証明書として利用することはできません!
と窓口で説明されるような価値のないカードだからです
本気で普及させたいなら、利用できない事を違法にするくらいやる気出さないと無駄金です
さすがに止めたわw
マイナンバーデータをビッグデータとして天下り団体が管理し天下り企業に独占的に販売する意図がある
そのためには普及させないと美味しくない
用途拡大すれば機能の数だけ天下り団体ができるから
例えば
>社員証や学生証をマイナンバーカードに統合
この文章だけで
企業住民基本台帳情報適正利用推進機構
大学住民基本台帳情報適正利用推進機構
ここらが毎年監査して数十億円ぼったくるのが見えてくる
国にしかメリットなく、住民にデメリットしかないカード
普及するわけねーわ
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