阿蘇へ希望の車列 熊本地震で損傷 長陽大橋復旧 アクセス大幅改善
西日本新聞:2017年08月28日 06時00分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/353991/
テープカットで長陽大橋ルートの開通を祝う関係者たち=27日午前10時38分、熊本県南阿蘇村
熊本地震で損傷し不通となっていた熊本県南阿蘇村の阿蘇長陽大橋を含む周辺道路約3キロが応急復旧し、27日に開通式が行われた。
村中心部と対岸の立野地区の間での迂回(うかい)が解消され、九州自動車道熊本インターチェンジ(IC)から南阿蘇村役場の所要時間は60分から35分に短縮。
市民生活や観光の利便性は大幅に改善される。
南阿蘇村では、阿蘇長陽大橋の上流部に架かる阿蘇大橋の崩落などで、村中心部と熊本市方面を結ぶ幹線道路が寸断され、昨年末に仮復旧した俵山トンネルルートや山越えのミルクロードへの迂回を余儀なくされていた。
村管理の阿蘇長陽大橋は地震で橋の土台が沈下するなどしたため、国土交通省が2013年施行の大規模災害復興法を初適用して復旧工事を代行した。
開通式には蒲島郁夫知事ら約200人が出席。
南阿蘇村の吉良清一村長は「24時間態勢での復旧工事に感謝したい。開通は村の復興にとって希望の懸け橋になる」と話した。
熊本市方面と阿蘇地方を結ぶ周辺道路は、阿蘇大橋の架け替えと国道57号の北側代替ルートが20年度の完成予定。
一方、国道57号の現道復旧は見通しが立っていない。
■通学時間半分 観光復興期待
熊本地震から1年4カ月余り。川を隔てて分断されていた熊本県南阿蘇村の両岸が、ようやくつながった。
阿蘇長陽大橋の開通は阿蘇地方にとって待ちに待った「復旧のシンボル」。観光復興への期待の声も上がった。
「明日から生活が変わる」。開通式を吹奏楽部の一員として音楽で盛り上げた南阿蘇中2年の松永弥由さん(14)は笑顔を見せた。
地震後は隣の大津町の「みなし仮設」で生活。同町の中学に転入したがなじめず、昨年末の俵山トンネル復旧でスクールバスが再開すると南阿蘇中に戻った。
橋の開通で片道50分だった通学時間は半分程度になる。「地震前、いつもこの橋を通っていたのでうれしい」
観光復興にも弾みがつく。正午の開通前から、熊本市側の同村立野では南阿蘇へ向かう車が長蛇の列を作った。
先頭にいた熊本市の会社員松本行雄さん(68)は「1番に渡りたくて午前6時から並んだ。これから阿蘇がもっと行きやすくなる」と笑った。
福岡や大分など県外ナンバーの車も真新しい道を行き交った。
一方で、橋が架かった立野地区は全357世帯が長期避難世帯に認定され、住民は避難したまま。
今月中には断水も解消予定だが、長期避難の解除には崩落した山の斜面の安全確保が条件となる。
立野地区の上村健区長(67)は「地区にとって復旧は道半ば」と力を込めた。
=2017/08/28付 西日本新聞朝刊=
阿蘇大橋(赤橋)は復活していない
別の場所に掛け替えるらしいが時期も場所も未定
同時に渡れなくなってた長陽大橋を先に復旧させればとりあえずは南阿蘇~立野の導線を確保できるので、先に長陽大橋を復旧させたということ
出来てから行けば良かった
迂回路渋滞ばかりで参ったよ
ファームランド行ったときは閉まってたし
とにかく阿蘇方面はこむから残念
そこは阿蘇の入り口で気持ち良いところなんだよね
小さいときから何度も通ってお気に入りの景色
近くに栃ノ木温泉があって滝が見えて川の横に温泉プールがあって
鄙びた旅館があった
今は移転してなくなったけど
コレをよくなおしたと思う
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1503893263/
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